沖縄の人が傘を使わない3つの理由。スコール、かたぶいだったら傘はいらない。沖縄独特の天気事情

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どうも!おきアロハです!

今回は沖縄の人が傘をささない3つの理由について書いていきますよ~。

スコールだからすぐに止むと思っている

僕もそうですが、沖縄の人は基本的に傘を持つことを嫌っています。理由は単純で、「どうせすぐに雨は止むと思っている」からです。すぐに止むのに傘を持ち歩くことは煩わしいですよね。では、この「すぐに止む雨」とは何のことでしょうか。

熱帯雨林でよく見られる「スコール」のことです。

スコールの定義

急に吹き始める強い風で、一般に数分間続いた後、ふたたび急におさまってしまう。スコールは一般に降水や雷雨を伴うので,それらをいっしょにして取り扱うことが多い。世界気象機関(WMO)の委員会で1962年に採択された定義によると,〈風速が少なくとも8m/sだけ急上昇して11m/s以上に達し、少なくとも1分間は続く〉となっている。

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夏はこのスコールが頻繁に発生します。上記にもありますが、スコールが近づいているときは急に風が吹き「スコールが来るぞ」って肌感覚で分かります。

でもこのスコールは数分で通り過ぎてしまうので少しだけ雨宿りをすれば全然問題ないんですね。なので傘を持つ必要性がないんです。そして、もうひとつ沖縄ならではの雨の降り方があります。

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かたぶい(ある一定の地域だけで降る雨)

沖縄の言葉で「かたぶい」と呼ばれる雨の降り方があります。かたぶいとはある境界までは雨が降っていて、ある境界からはカラッと晴れている独特な天気です。

このかたぶいは視覚でもハッキリと確認することができます。イメージしにくいですが、空に人工的な「線」が出てきて、例えば向かって右側は真っ黒な雨雲、左側は快晴という不思議な現象です。

このかたぶいも一瞬で通り過ぎものなので、もし晴れている場所にいるなら傘は必要ないですよね。仮に雨の中にいたとしてもすぐに止むので問題ありません。スコールに近いものがあります。

車社会だから必要ない

「そもそも車で移動するから傘なんか必要ないさー」という理由が一番多いかと思います。車であればDoor to Doorで移動出来るので、若干雨に濡れるぐらいなら許容範囲という感じです。

さすがに駐車場から目的地まで遠ければ傘を利用しますが、例えばスーパーの買い物であれば屋根付きの駐車場に止めれば濡れることなく買い物出来ますよね。さらに、自宅やアパートに屋根があれば全然濡れることはありません。

まとめ

スコールだからすぐに止むこと、かたぶいも場所さえ良ければ問題がないこと、そもそも車移動であることの3つの理由で沖縄の人たちは傘を使用しないんです。ちなみに台風の時は沖縄の人たちは絶対に傘を使いません。理由はすぐに壊れること、傘が吹き飛ばされて凶器になることを分かっているからです。んじゃもういつ傘使うんだよって感じですね。以上、沖縄の傘事情でした~

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