沖縄で箕輪厚介氏が講演会を開催!泡盛についても語った「死ぬこと以外かすり傷」

沖縄

どうもおきアロハです。今回は僕の尊敬する人物の一人「箕輪厚介氏」について書きたいと思います。先日、箕輪さんの講演会がなんとここ沖縄で開催されたんです。

テーマは「死ぬこと以外かすり傷~沖縄をアップデートせよ~」。会場は大学生や僕のような20代でいっぱい。30代以上の方々も多くいました。箕輪さんの影響力って老若男女問わずあるんですね。僕も学生時代に箕輪さんに会いたかったなーって思います。でも、ギリギリ20代で箕輪さんに出会えたのは本当に良かった

今回は講演会に行けなかった人、もしくはこのブログをきっかけで初めて箕輪さんを知ったという方に向けて、箕輪さんが沖縄講演会で何を伝えたのかをまとめていきたいと思います。

そもそも箕輪厚介とは

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写真は死ぬこと以外かすり傷の本より

話を進める前にまず箕輪さんがどのような人物なのかをめっちゃ簡単に紹介します。

・幻冬舎という出版社で勤める編集者

・不況の出版業界でベストセラーを出し続けている

「多動力 堀江貴文(2017年5月27日)」

「お金2.0 新しい経済のルールと生き方 佐藤航陽(2017年11月30日)」

「日本再興戦略 落合陽一(2018年1月31日)」等々

・お酒が好き

・1985年東京都生まれ

・早稲田大学部第一文学部卒

一度は本のタイトルを聞いたことがあるのではないでしょうか?斜陽産業の出版業界で多くのベストセラーを出し続けている天才編集者。講演会では箕輪さんの学生時代から現在に至るまでのストーリーを振り返り、箕輪さんが何をどう考えているのかを司会者が聞き出すインタビュー形式で展開されました。沖縄講演会の中で特に感銘した場面を共有します。

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生き方、働き方について

死ぬ前に自伝を書くとしたら分厚い方が良い

これは欽ちゃんこと萩本欽一さんが言った言葉。欽ちゃん本人のことは別に好きではないけど、この言葉が好き。へんてこな人生でも格好悪くてもいい。でも、目次(ストーリー)は多い方が良いよね。一つ一つの出来ことが自伝の数行になる。何かトラブルが起こったときは「お、これは4行ぐらいにはなるな」って考えてる。

→今のあなたの自伝は何ページありますか。目次は多いですか。何か伝えられることはありますか。良い時も悪い時も「これは10行ぐらいは書けそうだな」と思えば人生楽しくなりますね。

熱意と想像力で人を動かせ

大物の人を相手に本を作るが、相手に「こいつはおれのことを分かっているな」と思わせるには徹底的に相手の事について調べている。テレビやSNSの発言も徹底的に分析する。熱意は嘘じゃなければ必ず相手に伝わる。そして相手が何を求めているか、どういう企画・アプローチだったらいけるのかを想像している。

→結局相手も同じ人間。箕輪さんの泥臭さ、人間味が出ています。天才と呼ばれる編集者がこういう泥臭い裏側を共有してくれるのはありがたいです。なぜならそれは特別な才能が必要ではないから。

やりたいことが見つかったら、ブレーキは踏むな

色んなことに挑戦するのはいいこと。その中で没入するものを見つければいい。ただし、やるなら過剰にやる。徹底的にやる。そしたらあるフェーズが到来する。途中で絶対にブレーキは踏まないこと。必ずやりきること。何のためになるか分からなくてもやってみる。そうじゃないとつまらなくなる。

→箕輪さんご自身がそうやってきたので説得力があります。僕はこれまで全て中途半端。狂ったようにやろう。子どもの時みたいに夢中になろう。

誰のために働いているのか忘れるな

見るべきものは上司ではなく、読者。会社のためではなく、世の中のため。

→この言葉は多くのサラリーマンに響くと思います。お客様のためではなく、目の前の数字を達成するために働いていたら要注意です。上司、会社のために働くのはやめましょう。その奥にいるお客様のために働こう。

休んでもいい(休んだ方が良い)

月収30万円でやりたくもない仕事で心身ともにすり減らすぐらいなら、一度辞めてやりたいことを見つければ良いと思う。やりたいことを見つけた時に思い切りアクセルを踏めばいい

→今の自分に突き刺さる言葉です。こういう考え方がこれから主流になっていくはずです。

誰が決めたか分からないルールに縛られるな

20代、30代はこうあるべきだという誰が作ったかもわからないルールに縛られて将来に不安を持つことは不幸。他人が作ったルールだから結局何に対しての不安なのかが分からない。人と比べるな。もっと自由に生きよう。

→説明できないけど漠然とした不安があるって人生もったいないですよね。他人と比較するのはやめましょう。

沖縄について

泡盛はこれからもっと売れる

泡盛は何百年という「歴史」、「文脈(ストーリ-)」がある。泡盛そのものを変える必要は全然ない。もっと丁寧に歴史やストーリーを説明してあげればいい。過去の歴史は誰にも変えることが出来ない。泡盛はすでに歴史というブランドがある。お金持ちがワインや日本酒にお金を出すのは「歴史」、「ストーリー」を買っている。泡盛はもっと売れるはず。

→近年泡盛業界は低迷していますが、ぜひ業界の人たちに聞いてほしいメッセージでした。どうかこのブログが泡盛関係者に届きますように。

質疑応答

箕輪さんが20歳に戻れるとすれば何がしたいか

20歳、30歳とかいう節目は全く意識していない。ただの通過点。戻ったとしても今と一緒。目の前にある楽しいことをやるだけ。

学生の強みは何か

→責任がなくて、時間があるって最高じゃん。ほどよく緊張感があって未来がある。朝起きて特に何もすることが無くて、お酒飲んで寝る。こんなの成功者の暮らし方だよ(笑)。

今の学生に求められているものは何か

→学生に対して誰も何も求めていない。あれこれ心配しないでいい。適当に生きればいい。

社会人を経験して大学に入った。お金はある。周りはバイトとサークルで忙しそう。自分は何もしていない。何をすべきか分からない

→貯金したお金を今日全部使えば?(笑)そしたらバイトするでしょ(笑)。人と比べる必要なんかないよ。人生は節目のために生きているわけではない。未来なんか考えなくていい。どうにかなる。戦国時代に生まれていない時点でラッキーじゃん。もうゴールしていて、今は延長戦。やりたいことに純粋になればいい。

まとめ

本当に最高の講演会でした。箕輪さんの何気ない一言が突き刺さりました。今、何かしたくてうずうずしている人、悩み事がある人、何かに対して不安な人にぜひ「死ぬこと以外かすり傷」を読んでみてください。最後に箕輪さんからの一言で終わりです。


今、若者はチャンスだ。

古い世代にはわけの分からない変化が今まさに起こり始めている。

自分たちの手で、世界の輪郭に触れ、自由で新しい秩序を作り直そう。

こっちの世界にきて、革命を起こそう。

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